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国宝白水阿弥陀堂は、永暦元年(1160)に岩城則道公の冥福を祈るため、妻の徳姫(徳尼御前)が郷里平泉の金色堂を模して建立したものとされている。
堂は白木堂で宝形造りのゆるやかなカーブの屋根が美しい。
背後には経塚山が広がり、浄土式庭園と相まって一枚の絵のような景色を見せてくれる。
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勿来の関は、かつての常陸・陸奥の国境にあり、白河関・念珠関とともに奥州三古関といわれている。
この関が出来たのは5世紀頃で、捨遺和歌集の中に源義家が
吹く風を勿来の関と思えども道もせに散る山櫻かな
と詠んだことで有名になった。
この地は現在も関東と東北を隔てる境の地点でもある。
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密蔵院賢沼境内にある沼ノ内弁財天は、岩城則道公の妻、徳尼が浜に流れ着いた天女像を安置した所と言われ、古くから漁民の信仰が厚い。
またここの賢沼は体長1mにも及ぶ、国の天然記念物、大ウナギが生息することでも知られている。
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夏井川渓谷自然公園内にある標高605mの閼伽井嶽の山頂にある薬師堂で、真言宗智山派の別格本山。
開基は734年、僧源観によるとされている。
安産と縁結びの神として広く信仰を集め、太平洋を一望できる境内は年始めには多くの参拝者でにぎわいを見せる。
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毎年9月14・15日に行われる流鏑馬でも有名なこの神社は、源頼義が陸奥の安倍氏討伐の際に、戦勝を祈願して建てた五里八幡≠フ一つと言われる。
宮司・飯野家には有名な古文書飯野文書≠ェ残っている。
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俗称を関の金比羅さま≠ニ呼ばれる神社で、関船内の巨松老杉が鬱蒼と茂る神域にあり、大己貴命、金山彦命を祀っている。
古来から天下泰平、海上安穏の守護神として、漁業関係者の参拝が絶えない。
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温泉がご縁で、大永2年(1522)に開山されました。
御本尊は、建武2年(1335)に造立された寄木造りの阿弥陀如来坐像で、県の重要文化財に指定されています。
その優しく穏やかなご面相には、心安らぎます。
温泉山 惣善寺 公式ページ
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