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磐越東線と磐城が走る小川郷から川前駅辺りの夏井川約15qは、硬い岩盤を浸食して出来た男性的な渓谷美で知られる。
中でも「篭場の滝」は、あまりの美しさに平藩主がおもわず篭を止めたという程。
大正13年初冬には旅と酒を愛した明治の文豪、大町桂月もここを訪れ短歌を残している。
まるで日本画を見ているような景観は四季を通じて多くの観光客を魅了する。
(川前・江田駅下車)
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「背戸」=隠れたところ、「峨廊」=岩がそそり立つという意味。
この名前は日本を代表する詩人で地元(小川町)出身の草野心平によるもの。
夏井川渓谷と隣接し、奇岩怪石、滝急流など見どころが連続する背戸峨廊は、若葉と紅葉の季節に多くの観光客で賑わう。
(川前・江田駅下車)
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大久川の源流渓谷で、不動の滝から約8qに渡る。
この川の中流では、昭和43年約8千万年前の首長竜の化石がほぼ完全な形で発見され、当時高校生の発見者の名前をとって、フタバスズキリュウと命名され話題になった。
(久之浜駅、下芦沢行三森山入口下車)
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山頂が二つに分かれ、まるでヤジリを突き刺したような形のところから名を由来する。
登山口から山頂までは約60分の山登り。
また山頂はロッククライミングの山として愛好者に人気がある。
(平駅、内倉行二ツ箭山下車)
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